うつ病

こんな方はご相談ください

気分が沈みっぱなしだ。
今まで楽しめたことが楽しめない。趣味をする気が起きなくなった。
テレビや新聞をみても興味がわかない。
食欲がわかない。食べ過ぎてしまう。
眠れない。寝つきが悪くなった。夜中に起きてしまう。朝早く目が覚めてしまう。
ボーっとして頭が働かない。
頭がカリカリして考えがまとまらない。
すぐに疲れてしまう。すぐにやる気がなくなってしまう。
自分に価値が無いと思う。自分はみんなに迷惑をかけていると思う。
仕事上の決定が出来ない。今日の献立が決まらない。読書が続けられない。

このようなお困りごとがある方は、うつ病かもしれません。当クリニックにご相談ください。

うつ病の治療

うつ病の治療で考えたいことはいくつかありますが、ここでは活動調整、環境調整、薬物療法、精神療法の4つを挙げたいと思います。

まずは活動調整です。うつ病の方は、何らかの歯車が狂ってしまい、心身ともに動きが鈍くなっている状態です。多くの方は、まずはゆっくりと休むことが必要でしょう。また、動きが鈍くなった状態が長く続いたために、再び歩き出すことが可能かどうか、わからなくなってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。お一人お一人の状態を確認し、どうすればよいか話し合っていきます。

次は環境調整です。家族の問題、仕事の問題、経済上の問題、、、。あげていくときりがありませんね。何らかの問題、環境因が横たわっているのであれば、これもひとつ、ひとつ、取り組んでいくことが大事です。

こういった手順を踏んだ上で、必要があれば薬物療法の出番です。基本的には抗うつ薬を使用することが多いでしょう。SSRI、SNRI、NaSSA、TCA、、、。これもあげていくときりがありません。それぞれ一長一短がありますので、お一人お一人のニーズ、体質、症状に合わせて最適な処方を提案させていただきます。当然ながら、薬に対しては様々な疑問がおありだと思います。何でも聞いていただければと思います。

そして、精神療法です。おひとりおひとりの背景、現在の困りごと、現在の活動状態、環境などを総合的に考えながら、無理をせず、ゆっくりとご本人の回復軌道に戻ることが出来るように伴走させていただきます。

以上が当クリニック一般外来で行ううつ病治療になります。

うつ病と認知行動療法について

うつ病の場合、薬物療法と認知行動療法の両者を組み合わせた治療が、どちらか単独の治療よりも効果が高いことがこれまでの研究で示されております。当院院長のこれまでの経験からも、やはり両者の併用が最も有効であると考えております。

当院院長は、これまでうつ病に罹患した方に対して、薬物療法の有無にかかわらず、多数の認知行動療法の施術経験がありますが、うつ病については、まずは一般外来での治療をお勧めすることにしています。もちろん一般外来におきましても、薬物療法を主軸としながらも、必要に応じて治療者がこれまでに学び、実践してきた認知行動療法をはじめとする専門的な心理療法のエッセンスを組み込んだ治療を提供いたします。詳しくはこちらもご覧ください。